文化論コロキウムA班報告書
テーマ:カラオケについて
発表日:2004年11月4日
発表者:下家美里 成田ひろみ 漆舘智子 鈴木優華
指導教官:菊地良夫
1、問題提起
カラオケはブームを経て、日本だけでなく海外にも広がり、普及している。なぜ人々はカラオケに行くのか、またカラオケはこれからどうなっていくのか考えてみたいと思った。
2、発表内容
はじめにカラオケ、カラオケボックスの説明をして、カラオケが登場した1970年代から現在までのカラオケの歴史を示した。次に日本のカラオケ事情と海外のカラオケ事情を紹介した。最後に論点とそれに対する発表者の見解を述べた。カラオケが嫌いな人はどれくらいいるか聞いたところ、約3分の1の人が挙手をした。
3、議論の流れ
班ごとに話し合ってもらい、それぞれ意見を出してもらった。カラオケはあまり行かない、好きではない、時間つぶしのために行く、場を盛り下げないようにしなければならないというプレッシャーを感じるなどカラオケにたいして消極的な意見が目立った。カラオケは現在ではブームを過ぎてしまっているが、なくなると困るという意見がでた。自己満足や、騒ぐということで、ストレス解消になるという意見は多かった。カラオケでは、歌を歌っていればコミュニケーションがとれない人でも楽しめる、みんなで歌うと仲良くなれるなどの意見も出たが、カラオケがコミュニケーションになるかという点については疑問が残った。時間がなく、カラオケが日本人のコミュニケーション形態に合っているのではないかということについては話し合えなかった。
4、感想・反省
班体制になって初めてのコロキウムだった。班ごとに話し合っている間は、学生間で活発に意見交換がなされていたように見受けられた。しかし、出された意見をうまくまとめながら先へ進むことができなかった。
論点に関して、欧米では娯楽としてスポーツやホームパーティーがあるが、それに対して何故日本ではカラオケなのか、カラオケの特性を分析して掘り下げていくことができたら面白かったと思われる。
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