文化論コロキウムA班 報告書
テーマ:「昼メロの魅力」
発表日:2004年5月13日
発表者:及川幸恵 成田ひろみ 漆館智子 星好行 山本紗織
指導教官:小林英信
○問題提起
1月から3月まで、平日13時30分よりフジ系で放送された[牡丹と薔薇]が、人気を集めた。その魅力とは、一体何なのであろうか。
○発表内容要約
はじめに、「牡丹と薔薇」ストーリーを簡単に説明した。次に歴代の視聴率を紹介した。それから、メロドラマの定義と現在のメロドラマの共通性を述べた。次に、私たちの考えた人気の条件を三つに分けて発表した。
○論点
昼メロの魅力とはなんだろうか。
なぜ、人は昼メロを見るのだろうか。
○質問
・視聴者層の情報はどこから、どのように調べたのか。
→ビデオリサーチ、インターネットで。
・ビデオリサーチで年齢までわかることが出来るか。
→昼メロのターゲットとなっている層・ある程度の推測。
・この時間帯の他局の視聴率は。
→調べていなかった。
・韓国ドラマと昼メロの関係。韓国ドラマもメロドラマか。
→メロドラマの定義と合う部分がある。
・「牡丹と薔薇」以外の昼ドラ(フジのこの枠)そのものの平均視聴率。
→調べていなかった。
・メロドラマの定義はどの程度の範囲がメロドラマか。
→ここでは、ドロドロした内容の恋愛ものを言う。
・専業主婦向けの昼ドラと夜ドラの違いは。
→旦那と見られないような内容。不倫が多い。
○議論の流れ
まず、人気の条件に挙げられた内容が刺激的で、次回への期待を持たせる終わり方にしているのは、昼メロに限らず夜のドラマでも当てはまるのではないかという意見が出た。それに対して放送時間が異なっていて、30分だけなのに一話見逃すだけで内容がわからなくなってしまう位話の展開が早く、「お金持ち、令嬢」と時代や設定が異なる。そのほかは共通する部分が多い。修羅場の多さ、大げさな演技の仕方がリアリティのなさが関心を引く。人格、精神に病的、狂気、異常な要素があるなどの意見が出た。
○感想・反省
他局との比較が足りなかった。視聴率についてももっと詳しく調べる必要があった。メロドラマの定義があいまいだった。私たちが考えてきた要因以外にも様々なものが出てよかった。主婦はやはり刺激を求めているようだ。全体的には、学生からの意見が出てよかった。
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