コロキウムI班報告書
テーマ:『コロキウム』 発表日:2005年7月14日
発表者:阿部奈穂子、駒井基男、佐々木美沙子、鈴木明日花、山口達哉
指導教官:山本昭彦
○動機
全体でコロキウム(運営、やり方など)について話し合う場がほしかった。
コロキウムが抱えている問題点をみんなで共有し、考える場が必要だと思っていた。
○発表内容
コロキウムとは何かの説明、事前に取ったアンケートを参考にした現在のコロキウムに対する考え(良い点、悪い点)、論点提示の型について。
○論点(目標)
今コロキウムが抱えている問題点を意識し、今後より良いコロキウムを作り上げていくためには、どうすればよいだろうか。
○議論の流れと議論の内容の要約
レジュメに対する質問・意見を聞いた後、私たちから時間について話し合うことを提示(モデル班のデータ開示)した。班ごとでの話し合いの時間を設け、その後、モデルとして使用した班にインタビューし、それらの班の発表時間配分の仕方についての意図を聞いた。その際、論点設定についての問題が浮かび上がった。そこで、私たちから二通りの方法を提示。一つは、最初に明確な論点を提示し、その論点の答えを追及していくタイプ。もう一つは、より多くの情報を提示していくことで、どのような問題点・論点がその問題にひそんでいるかを、議論の中で探していくタイプだ。その後、その二つがある事を発表判は明確に知った上で、発表班は自分たちの発表がどのような事を意図しているかを知り、参加者ともにも示すことが必要ではないかと提案した。それが、議論を円滑に進める方法の一つではないかという話をした。
その他にコロキウムを改善する方法はないかということで、座席の形の議論に入った。
例えば、全体でコの字に座ることで、真ん中にいる発表班との距離が近くなり、顔も見やすいだろう、などの意見がでた。また、班ごとなど小グループに分かれた話し合い以外にも、中グループでの話し合い、グループごとでの話し合いの時に隣の班の人との意見交換もすることで建設的な話し合いにつながるのではとの意見もあった。議論の聞き方のマナーについてなど、根本的な問題についても意見がでた。
○反省・まとめ
モデル班として協力してもらう班に対して事前に断りを入れなかったことは以後気をつけたい。司会が動きながら意見を聞き、反応する方法は画期的だったと思う反面、話の展開が速く、また発表者が意見を言いすぎ、参加者が自由に意見を言う時間を充分に設けることができなかった事は反省点だ。黒板に意見を書いていったが、うまく活用できていなかったと思う。それについても、有効に使うにはどのようにすればいいか考える余地がある。また発言者の発言が多いことで、議論のテーマに偏りがでたと思う。
まとめとして、今回の話し合いでは様々な反省点や改善点などが挙げられたと思うが、ここで終わらずに今後に活かしていければと思う。また、全ての事を話し合うことはできなかったが、今回のコロキウムはあくまでもコロキウムについてみんなで考えるきっかけであると考えれば、そのような意味においては成功を収められたと思う。
なお、今後のコロキウムをよくするためにコロキウムノートを用意した。自分たちの発表準備や発表について思ったことを自由に書けるものとしたい。
以後、何か提案がある場合は、掲示板に載せていく。
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