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文化論コロキウムIII 11班報告書
テーマ 進化する(?)ケータイ
発表日 2006年6月15日 発表者 宮川一恵、照井沙織、蒔田信頼、坂下万結
担当教員 小林 英信
1.発表内容
◆携帯電話における多機能化の変遷
◆国内での機能使用状況
◆海外での状況
◆携帯電話メーカーNOKIAについて
◆構内でのアンケート調査
2.論点
私たちは携帯電話に何を求めているのか?
3.議論の流れ
まず班ごとに携帯電話の多機能化におけるメリットとデメリットを考えてもらった。メリットとして、便利である、テレビをどこでも見れたりなどして自由な時間が増える、危険時に連絡がとれる、などといった意見が出た。それに対しデメリットでは、携帯電話への依存、おサイフケータイなどによって個人情報が含まれるため起こりうる個人情報の流出、電磁波などによる健康被害、といった意見が出た。
そして議論するうちに、私たちはアクセサリー感覚で携帯電話を買っているのでないかという意見が出た。この原因は、携帯電話の急速な多機能化にともない数多くの新商品が出る中で、消費者の機種変更サイクルが早くなっているからではないだろうか。
また日本と海外における携帯電話の事情を比較してみたところ、日本の消費者は携帯電話に機能性を求めるのに対し、海外では電話料金なども含めた安さがもとめられているようだった。このことからも、日本の消費者は携帯電話を料金で選ばず機能で選んでいるとも考えられる。
今回の反省点として、論点が抽象的すぎる、料金・デザインについての説明不足、といったものが感じられた。
5.まとめ
私たちが携帯電話に求めているものは、ファッション性と遊びではないだろうか。携帯電話は多機能化にともない娯楽的要素を持つ機能を搭載し始めた。もはや携帯電話でゲームができたり、音楽を聞けたり、テレビを見れたりする時代である。このような機能が普及しているのは、私たち消費者が遊びの機能を携帯電話に求めているからだと考えられるのである。
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