「文化科学文献データベース」について

 

【概要】

 「文化科学文献データベース」とは、文化科学講座担当教官がそれぞれの研究分野ごとに、文化システムコースで学ぶ学生用の基本図書から、より専門的な文献に至るまで、文献を分類し、文献ごとにコメントをつけたものです。
 データは随時入力されており、より多くのデータが蓄積されるにつれて、文献による各領域の見取図ができあがります。

 この「文化科学文献データベース」の分類項目を見れば、文化システムコースで学ぶ学生は、どのような書物が各分野ごとの入門書であり、基本図書であり、専門書であるのかがすばやく把握できるでしょうし、各文献につけられたコメントは、それぞれの学習・研究に際し、読まねばならない文献を選ぶ上での手引きになるでしょう。文化システムコースの学生にとって、「文化科学文献データベース」は身近な《学習案内》になるわけです。

 文化科学講座の教官にとっても、文献を分類しコメントをつけるという作業を通じて、それぞれの教育・研究領域内の諸研究が関連づけられ・整理されるため、各自の研究の位置づけが鮮明化され、なによりも互いのコメントを読み・読まれることにより、教官同士が相互に刺激・影響し合うという状況が生まれます。「文化科学文献データベース」は、これまで孤立しがちであった文系教官の研究スタイルそのものをも変えていく足がかりになるはずです。

 

【利用方法】

 「文化科学文献データベース」の利用方法は次の2種類です。

  1. Web ブラウザによる検索
     トップページ(「文化科学関連ページへのアクセス」)の中央下方にある4色のファイル画像(蓄積されたデータのつもり...)部分をクリックすると、 データの検索ページに移動 しますので、さまざまな角度からデータを検索することができます。
     もちろん検索条件に該当する各データの詳細表示に切り替えれば、各文献ごとの分類項目やコメントをご覧になることができます。
    (Web上での公開時には欧文特殊文字等が正確には表示されません。ただし、ブラウザでの日本語フォントを欧文用のものに変えていただければ、文字化けしている部分は正しく表示されます。)

  2. 「ファイルメーカーPro 5」(ファイルメーカー社)による検索
     
    「ファイルメーカーPro 5」をお持ちの方は、ゲスト(アクセス制限:閲覧のみ)として「文化科学文献データベース」に直接アクセスできますので、vigilia.hss.iwate-u.ac.jp を指定(TCP/IP 接続)して共有ファイル「文化科学文献データベース」を開いて下さい。パスワード入力画面がでますので、何も入れずにリターンキーを押してもらえれば結構です。(詳しい接続方法は「ファイルメーカーPro 5」の『ユーザーズガイド』13-6 をご覧ください。)
     共有ファイルへアクセスしていただければ、Web ページ上では制限されていた閲覧表示や一覧表示、また、より迅速なデータ間の移動など、「文化科学文献データベース」の本来の機能を余すことなくご利用していただくことができます。(もちろん文字化けなどもありません)


    ★☆★「文化科学文献データベース」はファイルメーカー社の Web サイトでも紹介されています。
       一度覗いてみて下さい。→ http://www.filemaker.co.jp/solutions/customers/story.xsl?id=221

 

 ◆◇◆◇◆ 検索上の注意 ◆◇◆◇◆

「文化科学文献データベース」には欧文と和文の両文献が入力されており、入力データが欧文の場合、検索(著者名、文献名、など)も欧文で行う必要があります。その際、欧文の著者名(姓)を「著者名」欄に入れて検索を実行すると入力されている欧文の文献だけがヒットしますが、同じように欧文著者名(姓)を「キーワード」欄に入れて検索を実行すれば、その著者に翻訳がある場合には欧文文献と同時に翻訳文献もヒットします。ヒット率が高くなりますので、「キーワード」欄をぜひご利用下さい。(ただし、文献名そのものは「キーワード」欄で検索することができません...)

「文化科学文献データベース」の検索用言語は基本的に日本語を指定しています。欧文で検索される場合は、できるだけ文字数を多く使って検索を実行していただければヒット率が高くなります。(数文字で検索された場合、入力データが存在するにもかかわらず、ヒットしない場合があります。予めご了承下さい。)

「文化科学文献データベース」の入力データの概略を知るには、検索画面の「講座内分類」から選択できる科目ごとの検索を実行すれば、それぞれの科目の傾向などをすばやく知ることができます。

その他、より細かな検索上の注意事項は、「文化科学文献データベース」の検索ページ右上にある「?」部分をクリックすると「検索ヘルプ」がでますので、そちらをご覧下さい。

 

 

 

 


「文化科学文献データベース」の検索ページへ

 

 

 

【データ入力基準】

 「文化科学文献データベース」作成にあっての詳しい入力基準を PDF 文書にまとめていますので、ご関心のある方はご覧下さい。

 

データベース入力基準(PDF文書:412K)
(要:Acrobat Reader)


  

(ロゴ使用許諾契約済)

 ◆ Acrobat Reader をお持ちでない方は、
  左のロゴをクリックして下さい。

 

----------------------------------------

 

★ 「文化科学関連ページへのアクセス」以下に続く Web ページは、平成11年度の岩手大学教育改善推進費(教育研究プロジェクト)で採用された「文化科学データベースと関連業績公開システム」の成果として、プロジェクトを担当した文化科学講座(平成11年度当時は内定者)が管理運営するものです。