大学院人文社会科学研究科 平成14年度 大学院科目紹介 より
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1960年代からフランス(のみならず世界)の思想界をリードし続けているジャック・デリダ ( Jacques Derrida ) に焦点を当て、テクスト性が色濃くあらわれる中期の著作群の中から、『郵便はがき』( La carte postale, coll. ‹ La philosophie en effet ›, Flammarion, 1980, 550 p. ) をとりあげる。具体的には、その著作の後半を占めるフロイト論 ( Spéculer - sur « Freud » ) をテクストとして、デリダの思索の展開とテクスト性との融合を噛み締めてゆきたい。 |